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マーガリンなどトランス型脂肪酸が病気の原因で健康を損なう人が多い

マーガリン・ショートニングは日本以外では毒物! 著者:本多 仁
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液体の油である不飽和脂肪酸に水素添加という化学処理を施して、天然の油であるバターやラードのような飽和脂肪酸に変えたものが、マーガリンやショートニングである。天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造を形成しているのですが、この水素添加したものには、トランス型という立体構造を持つ異常な油が含まれています。

このトランス型脂肪酸の主な問題点は、3つあります。

1.トランス型脂肪酸は、プロスタグランディンに転換されず、また他の不飽和脂肪酸がプロスタグランディンに変換されるのを妨げたり、脂溶性ビタミンの利用を妨げます。

2.トランス型の構造は不自然で、細胞膜のしっかりした構成材料にならないので、膜組織に多量にあると、膜の構造が弱くなり、有害な物質の侵入を許しやすくなる。(これがクローン病(注1)の原因の1つか?と考える人もいます)

3.必須脂肪酸としての機能を持たないため生体膜の材料にも局所ホルモンにもならないが、排泄するための代謝に、大量のビタミンとミネラルを消耗するだけの有害物質なのです。

当然マーガリンなどは安価ですから、クッキー、クラッカー、パン、ケーキ、コーヒーに入れるフレッシュ、アイスクリーム、レトルトカレーなどの加工食品によく使われているので、ほとんどの人は一日に、いくらはトランス型脂肪酸を取り入れているのです。

ある研究ではフライドポテト一人前に8gのトランス型脂肪酸が含まれているそうです。20紀始めには人間の体内には存在していなかったトランス型脂肪酸ですが、今では日本人の皮下脂肪中の約4%に達しているそうです。

また缶入りの紅花油やコーン油などの植物油も、それが高温で処理されている場合、その一部はトランス型脂肪酸に変性しています。ですからマーガリンを加熱料理に使用するのは、トランス型脂肪酸を一層増加させという危険きわまりない行為です。
(日本で今何百種類のものが市販されているか知りませんが、市販のクッキーでマーガリンやショートニング使用してないものは、私はわずかな数の製品しか知りません。(注2)欧米のクッーにはバターだけを使用したものが多いです。ドイツではトランス型脂肪酸を含むマーガリンの製造は禁止されています。)

マーガリンの害が最初に指摘されたのは、西ドイツで、マーガリンの発売開始時期と地域とクローン病(注1)患者の出現時期と地域の一致からだそうです。フィンランドで1200人を対象にしたソフトマーガリンを多くとった群ととらなかった群を15年間追跡した疫学研究ではマーガリン多摂取群は5年後にはコレステロール値が低かったが10年後には差がなくなり、むしろ年々多摂取群の死亡率が上昇し、全体で1.4倍、心臓病では2.4倍も高くなったのです。

注1:クーロン病は腸管壁の細胞が壊れており、大きな分子、つまり体にとっては異物であるものが腸の壁の中に入ってきて、そこで防御反応というか炎症反応が起き、腸壁に傷(潰瘍)ができてくる事が原因の一つになっていると言われています。多くの医者がクーロン病は原因不明だと言いますが、原因の一つとしてトランス型脂肪酸が怪しいと考えている方も少なくありません。

注2:健康スナック菓子の最大手のO製薬に、マーガリンとショートニングは危険だからその健康菓子に使用しない方が「健康スナック」としては望ましいと昔手紙を送った所、そういう話はどの本に書いてあるのか、教えて欲しいと返事があったので、早速数点の書籍名をお知らせした。忘れたのかと思えるほど時間が経ってから、「当社が使用している量では、害はないと考えられる」旨の回答と、その意見の持ち主である御用学者の論文は添付されて送られてきた。トランス型脂肪酸を含んだ油脂を使用した製品が、ちまたにあふれている現状を考えると、この傲慢な姿勢に腹が立った。だが「害があるものを売っている」という意識があるのが分かっておかしかった。

日本ではなかなかマーガリンやショートニングの使用規制ができないのは、製造者も使用者も大手の企業が多いからなのかと思います。マスメディアが「マーガリン使用反対キャンペーン」をやらないかぎり使用規制禁止は実現不可能でしょうか?ヤフーなどのインターネット上で、「使用反対キャンペーン」ができれば良いのですが・・・。もちろん一番の方法はマーガリンなどを使わない人が少しづつでも増え、口コミで広がることかも知れません。

ついでに述べますとバターは、摂りすぎない限り健康にメリットも多い食品です。マーガリンの代わりに今からバターを使いましょう。間違ってもその反対をなさらぬように!それは緩慢な自殺行為です。

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