ボウリングのレーンと器具

■レーン■

(1)材質
ウッド(手前側がメープル(楓)、奥側がパイン(松))、もしくはプラスチック。ウッドレーンには定期的なリコーティング、リサーフェスが必要であり、主流はプラスチックに変わりつつある。プラスチックのレーンはアーマーレーン、シンセティックレーンとも呼ばれ、違和感が無いように表面に木目がプリントされている。
(2)レーン幅
1,066mm(39枚の板からなる)
(3)レーン長さ
23.72m(レーンの一番手前にあるファウルラインより1番ピンまでは60フィート=18.26m)

■ピン■

中に重量調整のため空洞が設けてあり、これによりボールが当たったときに爽快な音が出る。
材質:メープル(楓)
高さ:38.1cm
最大径:12.1cm(大きさは世界共通)
重さ:約1.6kg(1,417g以上1,644g以下、10本のピンの重さの差は113gを超えてはいけない。ピンはボールなどの摩擦で磨耗し、重さが減る事がある)

■ボール■

直径:約21.8cm
重さ:4ポンド(1.81kg)から16ポンド(7.25kg)(ハウスボール、つまりボウリング場に用意されているボールはポンド刻みだが、マイボール、つまり個人所有のボールはより細かく、ポンド、オンスで表される。重い方がピンに弾かれにくいが、重過ぎるとスピードや回転が少なくなってしまうため、体力や技術に合った重さを選ぶのが肝要)
表面材質:硬質ラバー(エボナイト)、ポリエステル、ポリウレタン、リアクティブウレタン(ポリウレタンに可塑剤を添加したもの)、パーティクル系(リアクティブウレタンにガラスバルーンやカーバイドなどの粒子を添加したもの)に大別される。材質によりレーンとの摩擦が異なり、ボールの軌跡に大きく影響する。2005年9月、ボウリングボールとしては全く新しい素材であるエポキシ樹脂のボールが発売され、動向が注目されている。
シェル:ボールの表面素材の層。
コア:ボール内部の高比重の部分。本来は重量調整のためのものだが、バランス効果を得るため様々な形状や比重のものが使われる。従来は、ほとんど全てが軸対称だったが、1990年代後半から非対称コアを持つボールが次々に発売され、1つの流行になっている。非対称コアの持つ効果はマスバイアス(提唱者である M. ピネル氏の造語)と呼ばれるが、その有効な利用方法はまだ確立されておらず力学的な解明が待たれる。
ウェイトブロック:コアとは別に、バランス効果を得る目的でボール内部に埋め込まれた高比重の部分。ウェイトブロックによりバランス効果を得るタイプは1980年代のボールによく見られたが、現在のボールの大半はコアが変形してウェイトブロックの役割を兼ねるタイプであり、安価なポリエステルボールなどに使われるのみとなっている。

 

 

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