ダイエット食事療法の総エネルギーの設定
ダイエットで痩せて、減量するための食事療法の基本は、消費エネルギーよりも摂取総エネルギーを減らすことにあります。そして脂肪動員を促進し、蓄積脂肪の減量を図ることです。
通常、基本代謝は1kg当たり1日24kcalとし、それに標準体重を掛け、次いで運動エネルギーを300kcal(軽度)または500kcal(中等度)加え維持エネルギーを求めます。
たとえば標準体重60kgの場合、60×24+300=1,740kcalが維持エネルギーとなります。これよりも少なくなれば低エネルギー食となります。
無論、年齢によって基礎代謝は低下してくるので、その分は差し引く必要があります。
ダイエットで低エネルギー食を行っても健康を損なわない理由は、蓄積脂肪のもつ潜在エネルギーを計算してみると理解できます。
ちなみに、15sの脂肪は何日生きられるエネルギーに相当するかを計算してみると1gの脂肪組織は7kcal(脂肪は1g=9kcalですが、組織の場合に水分も多少あるので7kcalとして計算)なので、たとえば300gの脂肪は2,100kcalのエネルギーを蓄えており、この2,100kcalは大人1日の消費エネルギーを十分補うことができます。
したがって、15sの過剰体重は15,000g/300g=50日分のエネルギーをもっていることになります。
つまり、摂取エネルギー成分をかなり減らしても、栄養学的には問題ということです。
このことを、ダイエットで痩せて減量する必要のある肥満の方に話し理解してもらうことは、減量を始めるに際して、減量で体力がなくなるという不安を除くのにも有用です。
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痩せるダイエット
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